世界の自動車メーカーを完全に見下しているWith nine previous generations, the #LancerEvolution X was the most sophisticated to date. Pairing lightweight materials with a new all-aluminium engine gave this car an exceptional agility and outstanding performance. #ThrowbackThursday pic.twitter.com/mQUNbYOfKt— Mitsubishi Motors UK (@MitsubishiUK) 2018年2月22日
三菱待望の新型車は『RVRサイズでアウトランダーの価格』。うーん。逆転の発想は大事だ。アウトランダーのサイズでRVRの価格だと売れるという時代は終わりつつあるのかもしれない。だって怪しさ満点だし。どこでコストダウンしてるんだ!? その逆ならば、まあ気に入らない部分もあるだろうけど、いいクルマなのは確か・・・って勝手に思い込む。果たしてその先入観に隙は生じていないのだろうか!?
暇を持て余した金持ち向け?
三菱が「暇人&金持ち向けです」と言った訳ではないです。クルマを見聞してそのベストな用途をあれこれと考えると、これ結構いいかも!?と思いますね。週末に早起きして道が混雑しないうちに県境のワインディングへ。前日に布団に入りながら周辺ルートを確認。ただし過疎化が待った無しの日本では、生活必需道路以外は、かなり荒れ放題なので、楽しみに向かった県境ロードのあまりの荒れ具合に、意気消沈して帰路につくことも・・・。
週末のクルマに求められるスペック
ジムニーみたいなオフロード車ならば、多少は無理して入っていけるでしょうけども、軽自動車及びジムニーシエラで現地到達までの行き帰りの高速道路を走るのは少々心許ない。高速も走れて林道にも入れるとなると、フォレスターくらいしかないですけど、現行フォレスターは評判がとにかく悪い。エンジンが古い。乗り心地は故障レベル。とにかくオンロード性能に不満がある。エクリプス・クロスはフォレスターとガチンコになるモデルですけども、三菱がスバルには真似できないレベルでフォレスターを改善してみせた!!そんなクルマだと思います。
Cセグがダメな理由ははっきりしている
オールマイティというと語弊があるかもしれないですが、Cセグ周辺に散らばる「ちょっと残念なモデル」例えば、アクセラ(オフロード無理気味なスカイシャシー)、オーリス(衝突安全性とCVTが・・・)、カローラ(そもそもCセグシャシーではない)、インプレッサ&XV(縦置きの実力が発揮されず)などなど。十把一絡げに言ってしまうと「あまり売れて欲しくないから適度に手抜きした・・・」と言ったところか。
ユーザーがまともなら他社に勝ち目はないが・・・
国産の他のCセグは上のグレードのモデルのシェアを奪いたくないってのが多少はあるはず。それに対してアウトランダーと同じスタート価格に設定されたエクリプスクロスには遠慮がないようだ。三菱が持つ全てを投入しました!!もちろん性能だけなら同クラスでは世界最高のクルマです。そんなメッセージが鼻持ちならないテンションで聞こえて来そうな、えげつないくらいのフルスペックを詰め込んできました。
絶対にAWDグレード
ベースグレードのAWDモデルで、本体価格が275万円。ホンダシビックが投入されてから、メルセデスAクラスやBMW1シリーズの新古車がいくらでも選び放題の価格帯だ。ブランド力ならドイツの有名メーカーの方が上だろうけども、ランエボ譲りのAYCでバキバキに武装したAWDが275万円は相変わらずにとんでもないコスパ。253万円の2WDモデルを選ぶ理由は見当たらない。
蘇る『クルマの魅力』
クルマを買うと否応なしに生活は変わる。逆に言うと最近なんだか退屈って人はクルマを買った方がいい。275万円あれば、レクサスLSやメルセデスSクラスからランエボ、WRX、M3、ボクスター/ケイマンまでなんでも買える。けれどもLSでは日本の地方の道路では不便だし、ランエボで昼間に人目があるところに出かけるのは気が引ける。とにかくあらゆるところに乗って行けて、走りも超絶に楽しいっていう意味では、この三菱エクリプス・クロスの完成度は果てしなく高い。
三菱不在の世界は何もできなかった・・・
元々から三菱の商品開発能力は高い。ちょっと語弊があるかもしれないが、この20年のBMWは、デザインはディアマンテのパクリだし、エンジンはGDIのお下がりを使っているに過ぎない。アメリカ人は三菱のアメリカ撤退方針に対して「残ってくれ!!」と懇願したらしいし、ドイツで人気の四大メーカーといえば、「メルセデス、トヨタ、マツダ、三菱」(某大手調査機関のデータより)。日本ではマスコミによって「悪」の権化にされているけど、世界の人気は全く衰えず。日本のカーメディアは三菱自動車は終わった・・・みたいに報じているけど、このメーカー実は全然赤字になっていない。
BMWもメルセデスも三菱の復活を待っている
このエクリプスクロスを契機に、「総合自動車メーカー・三菱」のラインナップ復活を期待したいが、スポーツカー(GTO/ランエボ)、スポーツクーペ(FTO/エクリプス)、スポーツセダン(ランサー/ギャラン)、フォーマルセダン(ディアマンテ/シグマ/デボネア)が復活しそうな雰囲気は今のところはない・・・もうお気づきかもしれないが、三菱がラインナップを縮小して以降、世界の自動車産業はずっと停滞している。BMWもメルセデスも三菱の尻馬に乗っかってクルマを作っていただけで、三菱が何もしなくなるともうダメですね。この重っ苦しい空気を打破できるメーカーは見当たらない。マツダじゃちょっと役不足!?・・・カーメディア諸氏へ、クルマがわかる人は絶対に三菱をバカにはしない。
Powered by performance electric motors and a high-capacity battery, the e-EVOLUTION CONCEPT is a glimpse into the future of motoring.— Mitsubishi Motors UK (@MitsubishiUK) 2018年3月6日
With advanced AI technology and a triple motor, Super All-Wheel Control system, this 4x4 SUV is a bold step into the future. #GimsSwiss pic.twitter.com/aDBTbGpwCw
最新投稿まとめブログ