2016年5月17日火曜日

カローラ50周年記念モデル「W×B」ですが・・・、アレがない!!!

  超有名ライターによるちょっと衝撃的な記事を見ました!!!あまりにインパクトがあるのでここで言うのはちょっと気が引けるのですが・・・要はT社の新型「P」はM社の現行「A」を完全に凌駕した!!!といった内容でした。これにはM社に夢中だったユーザーはがっかりだと思いますよ・・・Mがんばれ!!!

  さてこれはCセグメント車での話なんですが、トヨタ伝統のカローラに50周年記念モデルが登場しました。PRのページにはでっかく「SPORT」と書いてあったので、これは!!!と一瞬テンションが上がるのですが・・・。どうも売りたいのはハイブリッドみたいですね。例の「P」の納期が長いので、オーリスやカローラのHVへ急ぎの客を誘導しようという策略ですね。どこがどう「SPORT」なのかやや不明・・・。

  社長の肝いりで「86」を企画してしまうメーカーですから、カローラのような大衆的乗用車は「趣味性」という点では内部でも軽んじられているんだろうな・・・。大衆的乗用車は「趣味性」が乏しくセクシーでもない!と決めてかかるような開発姿勢は、日本メーカー全体にどんより感じる欠点だと思います。世界の自動車産業に目を向ければ、大衆的乗用車として開発されてきたクルマでも、しっかりと「趣味性」とセクシーさを併せ持っているものも多いですけどね・・・。例えばフィアット500、ミニ、VWザビートルなどなど。

  これらのクルマと比べても全く遜色がないくらいの歴史を誇り、なおかつ世界中で販売された大ベストセラーの「カローラ」ですから、もっと多くの人から「尊敬」の意味で注目されるべきだと思います。フィアット500、ミニ、ザビートルに見られるように、一部のグレードは300万円くらいになっても構わないので、「趣味のクルマ」だと十分に認知されるような作り込みをですね・・・やれるもんならやってみろ〜!!!「86」のように専用設計のFRスポーツみたいなクルマは、有り体に言ってしまえば、開発費さえ降りるならばどこのメーカーでも出来る仕事なのだと思います。しかしごくごくありふれた庶民的なクルマを「趣味のクルマ」に磨き上げるのは、どのメーカーにでも簡単にできることではないはずです。

  日本メーカーでそれを上手くやってのけているのは「スズキ」くらいなものでしょうか、コンパクトカーのスイフトと、軽のアルトの2車種では、なかなか趣味性の高いモデルを現在進行形で作っているんじゃないですか? なによりベース車のデザインからしてある程度は意図的に「愉しさ」が表現できるものに工夫されています。どうしてもトヨタ、日産、ホンダの場合は上位のグレードのクルマの販売を邪魔してはいけないという意識が働くせいでしょうか、下位グレードの量販車を売ろうという意図はなさそうですね。

  今回のカローラの特別仕様車は、エクステリアのイメチェンが中心で、ワイド&ローに見せる良さげなエアロが付いてくるようです。トヨタの純正アフターパーツは、まあどれもやたらとカッコいいので、こういう企画のタイミングでぜひクルマを買ってみたいな!という気にはなりますね。「W×B」という特別仕様車であることを示すエンブレムも付いてきて、専用に誂えたホイールがこれまた「幾何学」的で美しいです!!!これなら200万円そこそこで買えるクルマとしては満足度は非常に高いですね・・・今こそ買いなのかな!?

  しっかーし!!!アレが無いんですよ!!!ローダウン・スプリング?いやいや・・・パドルシフト?いやいや・・・そうです「MT」ですよ!!!なんでHVとCVTのモデルしかないの〜!!!「SPORT」はどこいった!!!フィアット500もミニもMTあるぞ!!!ザビートルだって本国ではMTが売れてるぞ!!!なんかすっごく惜しい気がするんですけどね〜・・・。追加設定希望!!!


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