日本車の良さをなかなか報じてくれないメディアにいらいらしてます・・・。これからも日本メーカーに素晴らしいクルマを作ってもらいたいので、率直な想いを発信してます。
2018年1月10日水曜日
マツダ・アクセラ(2018 / NO1) 3代目の同期はクズばかりだった・・・
今ならばちょっとは冷静に見られる!?
何と言っていいのかちょっとわからないですけども、あらゆるパラメータ値において抜群に優秀なスコアを出していて、グローバルでも十分に認知されていますし、存在そのものが「マツダの魂」であり、同時に「日本車の傑」として広く認められたモデルがアクセラです。ただしマツダのラインナップの中ではSUVの勢いに圧されて、やや低迷していて、どうやら現行モデルは次のモデルへ向けてこのまま目立つことなく終焉を迎えてしまいそうな気配です。
2013年のFMCデビュー時は相当に注目されました。VWゴルフに対して正々堂々とドイツ車の土俵で戦った日本代表。欧州と中国以外の市場ではマツダの狙い通りにVWゴルフを上回りましたけども、欧州と中国では、ドイツの国策として政治的に「特別商圏」を作っていたことが、ここ数年のスキャンダルと共に暴かれました。トヨタもホンダもそんな市場で商売やってられるか!!って感じでVWゴルフなんてアウトオブ眼中だったわけですが、マツダだけは「虎穴に入らんば・・・」とばかりに無謀にも特攻します。
最初からキナ臭い感じはしていたよ・・・
先代アクセラはオセアニアで輸入車ナンバー1を獲るなど世界的に評価は高く、100万台そこそこの生産量しかないマツダにおいて年産40万台を超えるヒットモデルで、世界13位でもジャンルの主導権が獲れることを示したクルマでした。「いいクルマを作れば売れるはず!!」というピュアなマツダをあざ笑うようにドイツのカルテル・ゲートの闇は深いです。
アクセラの欠点はマーケティングセンスの欠如!?
なぜ3代目となるBM/BY系アクセラは失速したのか!? SUV市場の急拡大であるとか、2.2Lディーゼルエンジンを載せたモデルの魅力が十分に伝わらなかった(時期尚早)。ディーゼルエンジンに対する批判が強かった。・・・などなどいつものマツダらしく市場に翻弄されちゃった部分は大いにあると思います。「欧州はディーゼルが定番なんだぜ!!」みたいな日本人の文化的コンプレックスを刺激するだけのマーケティングでも、メルセデスやBMWに乗っているようなミーハーなオッサンは寄ってきましたけども、・・・そもそもアクセラって何!?という主体性が欠如していた感は否めません。
欧州車ってすごいよね!!という前提があって、そんな欧州車ばかりのドイツ市場で日本メーカーで最も評価されているのがマツダ!!(F常務のインタビュー記事より)・・・という他力本願で、欧州ありきのブランディングは、もう使えなくなりつつあります。やはり10年前(ショック前)と比べて、VWやプジョーの影響力が相当に落ちていることが、クルマ作り全体に不気味なトレンドを生み出しています。
もはやCセグはプレミアムブランドの荘園と化した!?
10年前のEセグメントと同じサイズになっているのがDセグメント。同じように10年前のDが今のCで、CがBへと置き換わっています。10年前はまだまだメルセデスもBMWもEセグメントが主流でしたが、シェア拡大路線を進める為に、ブランドの中心はDセグメントへと移り、新規需要を高める為にCセグメントへ積極的に介入しています。
某海外メディアの有名ライターが予言していましたが、あと数年のうちにCセグのエンスー的なニーズは全てドイツの3大プレミアムの養分に変わるだろうとのこと。メルセデスが先陣を切って1.6Lターボに電動モーターを仕込んで、ダウンサイジングターボの概念を変え、おそらくBMWもアウディも同様の次世代ユニットを用意する展開になる。そんな中で完全に軸足が中国市場に埋没しているVWゴルフやプジョー3008は「単なるピープルムーバー」の域を出ない車に成り下がるだろうとのこと・・・。
VWはアウディと一心同体であり、日産もメルセデスとCセグでは一蓮托生なので、何らかの想定外の動きはあるかもしれませんが・・・遅かれ早かれCセグメントは、乗用車というよりはスポーツカーに分類される市場になるのだそうです。現状でCセグのスポーツカー化を牽引しているのは、ホンダ、VW、ルノーといった大衆メーカーだったりするわけですが、今年フルモデルチェンジが予定されているメルセデスAクラスの登場で、Cセグは一気に変容が進むってことらしい。
ホンダと日産の良識
マツダ・アクセラに話を戻すと、2013年に大きな期待とともに登場した3代目BM/BYアクセラは、多くの大衆ブランドのCセグ車が退場を余儀なくされる変革期のCセグを自らリードするだけの器だったのか!? 素人にこんなこと言われたくないかもしれないですが、リーマンショックを受けて出てきたジュリエッタやレクサスCT、BMW1シリーズといった『様子見』モードのライバルモデルをみて、3代目アクセラの優位を確信しちゃった部分があったのでは!? マツダも発売時のディーラー向け研修会ではその辺りのモデルとの実力差をかなり強調していたそうです。どの数値を見てもアクセラが完勝!!って豪語してもさ、対象としているモデルも相当にコケてますけどねー。
ホンダは先代シビックを日本で発売しませんでした。その理由をホンダはコスト削減の痕がどうやっても消せないモデルだったから・・・と言っているようです。2013年のゴルフ7発売前後に、日本のカーメディアではどこもCセグ車の比較ばっかりやってましたが、そこにはホンダと日産は不在でした。そんな「バカCセグ」に括られたくない!!ってことみたいです。確かに10台くらい集めてましたけど、華のないモデルばっかりだったよなー。Aクラス、1シリーズ、A3、ゴルフ、V40、メガーヌ、DS4、308、ジュリエッタ、CT200h、オーリス、インプレッサ、アクセラ・・・。だいたい評価はゴルフ、A3、アクセラの3台が優勢。うーん。
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↓マスタングと同じボアストの2.3L直4ターボ搭載!!これこそ永遠のアクセラだろ!!
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